父のがん闘病記19 ~信頼できるスタッフが集まった最高の施設~

2021年11月4日

こんにちは。木曜日担当の声優の遠藤です。

前回までのお話はこちらから

みんな笑顔が素敵で、頼りになるし、ホッとできる場所、それがエクラシア所沢でした。

 

7月1日(木)の日記です。

父がエクラシアへ入居の日です。親身に話を聞いて下さった施設長の河野さんのいらっしゃる所沢に行けたのはラッキーでした。うまい具合に一室空けてくださいました。たまたまの偶然が重なっての事です。入間市宮寺の我が家から渋滞がなければ15分程度の近さ。しかし、車のナビを使おうかと電話番号検索で引っかからず、携帯のナビを使ったのですが、普通の家が並ぶところにあり、パッとは見つけられませんでした。そして、グルグル回ったあと。ようやく看板を見つけたものの、どの建物かわからない。仕方ないので歩いて探すことに、すると、坂を登った所にようやく発見車を止めるところがわからなかったので、受付の方に聞いた。この時、対応してくれたのが、この施設の3本柱の一人、しっかり者の井上さんでした。

食堂に案内され、しばらくすると、河野さんと父が到着。父の股の細さが気になりました。そして、とにかく落ち着かない。足元が気になって、車椅子の足場をはずそうとしたり、立とうとしたり。私は私でとにかくハンコと住所と名前を相当書きました。こんなに契約書があるなんて生まれて初めてこんなに書きました。

ここでケアマネージャー、ドクター、薬剤師、そして、3本柱の一人でまだ若手の修多羅さんと紹介された。ドクターとはもう少し話がしたかったが、早くに帰ってしまったので、また改めて話の場を設けていただくことにした。

ケアマネージャーの、坂本さんも、ベテランで頼りになるとの事。これからの父の復活のプランを立ててくださる。共通しているのは皆さん柔和で笑顔が素敵だったこと。みんな感じがいい。

次に初日ということで、父の部屋に案内していただいた。広さは十分で、コロナが明ければ普段でも家族は部屋にも行けるらしい。

帰り際、やはり不安があるし、心細いというのが父から伝わってきました。家に帰りたいと。その気持ちはわかるけど、しっかり体を整えて、通常の生活ができるようになったら、帰れるわけだから、頑張ってほしい。

ガンが暴れないように、テラヘルツ水とテラボトルで作った超抗酸化コーヒーを少しだけ甘味をつけて、持って行って飲ませようと思う。

河野さんを中心に施設の皆さんを信頼し、ガンをしっかりコントロールし、通常の生活ができるように、父の体調を整えていきたい。必ずできるはずだ。

いまクリアするのは、まずは、便秘の解消、食事をしっかり取るための新しい入れ歯、足のむくみを取る、そして、足腰と腕の筋肉をしっかりつけて、転倒リスクを減らすこと。笑顔いっぱいに過ごせるといいな。頼みます、エクラシアの天使たち。

 

7月にようやく父に最適な施設が見つかり、やっと自分のことに集中できることになった。

施設長の特別な計らいで、一度だけ9日に面会が許され、14時に父のためにみたらし団子とよもぎ大福とテラボトルで24時間置いて、温めた超抗酸化コーヒーを用意。食べるのが一番の楽しみなのは、わかるけど、大福をガツガツ食べ、職員の方に、もっと、ゆっくり食べてと言われるほど。私と母と、施設長、井上さん、竹川さんと和気あいあいの楽しい時間を過ごせました。しかし、日に日に認知症が進んでいます。ティッシュを食べる事があって、これは認知症患者がよく起こす行動の一つです。

しかも、老健での車椅子生活のせいで、足はより細くなってしまいました。

それでも極力、歩かせるようにしていただいているのは心強い。

テラヘルツ水と一緒に超抗酸化コーヒーもらった持っていったのですが、大好きなコーヒーになのに、あまり飲まなかった。

そこで、ステンレスの保温できるボトルで温かいコーヒーを飲ませたら「いいねえ」と言っていたらしいので、好きなのはホットコーヒーなんだね。

これで安心ということで、癒しの朗読のYouTubeを作ったり、ラウンジの仕事復帰の手続きもして、ようやく自分のやりたいことを思いっきりできる、そんな矢先に「まさか」が起こりました。

 

著:遠藤章史
ナレーションを中心に芸能の仕事をさせていただいています。昨年から自宅録音での納品もしており、朗読、ナレーション、YouTubeやツイッターやブログ、フェイスブックなどのSNSでも発信中。父の膀胱がんが発覚してから様々な意見を取り入れながら思案・行動してます。父は認知症も患っており、排泄の粗相や、夜中と早朝の徘徊、時間に関係なく、人を呼ぶようになり、自宅での介護を断念。ショートステイを繰り返していましたが、現在は老人介護保険施設に入居しております。父の体力の回復、ガンと、どううまく付き合っていかせるかを模索中の毎日です。

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