がん専門医の押川先生のYouTube動画 〜抗がん剤理解のための究極の禁じ手とは〜

2022年1月26日

無理やり標準治療をさせる医師が許せないという、がん患者からコメントに衝撃を受けました。

治療に自己決定権がないとか、化学療法を無理やりさせられ、その結果もっと重い病気になってしまったとか。
でも、生のコメントなので真実です。

押川先生からの、標準治療は強制ではないという言葉にホッとしました。

化学療法、手術、放射線治療といった標準治療で、残念ながら上手くいかない場合もあり、その人たちは、SNSなどで、苦しみや医師に対する恨みを訴えるけど、治療が上手くいった人は、わざわざ声を上げることをしません。
確かにその通りですね。

私も、抗がん剤副作用による、しびれという後遺症は残ってしまいました。生活をしていく上で不便なことはあるけど、普通に近い生活はできています。駅前に引っ越すことにはなりましたが、これも、しびれという副作用改善に向けての工夫の一つだと思っています。駅まで徒歩25分。バスはあるけど立っていることが不可能という、前の家の環境であれば、私も引きこもりになり、医師のことを恨んでいたかもしれません。

ただ、しびれという副作用が出てしまうことを、私は治療前に聞いていません。

「ほんと!しびれのことは聞いてないんですけど!いつ治るんですか?」

と病院に行くたびに言っちゃってます。そのたびに、両足を揃え、手を膝に置き、「ごめんね」と言われるとね・・・

命を優先してくれた、その代わりが、このしびれであると、今は思えてます。やはり、医師と患者のコミュニケーションがとても大事だと思います。

冬は、さらにビンビンにしびれ、しんどいですけどね。

 

 

NPO法人ピュアスマイルスタジオ
下澤純子

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