電車内のアナウンスで、ヘルプマークの案内があってもいいよね?

2021年12月8日

こんにちは。
ピュアスマイルスタジオの下澤です。

昨日、京浜急行線で品川方面に向かっていました。
最寄駅は【普通】しか停まらないので、横浜で一度降り【快特】を待っていたのですが、ホームに並んでいるときから、自分が先に乗ろう!乗ろう!とする人が多いことに、まず驚きました。

私は、その波に乗れず 笑
相当邪魔になったと思われます。電車が到着し扉が開くと、みなさん競うように空いている席を求めて走ります。

とろい私が座れるわけもなく、優先席も空いていませんでした。仕方なく、つり革に掴まりました。
私の前に、20代後半から30代前半?のメンズが3人座っていて、それぞれ読書をしていたり、スマホをいじっていたりしています。
真ん中んの読書をしていた男性が、「どうぞ」と席を譲ってくれました。ヘルプマークをご存知の人、ヘルプマークに気づいてくれる人がいました。

席を譲る方も、きっと勇気だったはずです。だから私は、『ありがとう』を言い、席に座りました。
譲ってくれた青年は、一度扉の近くに立ち、読書の続きをしていましたが、途中、席が空き、私の斜め前に座ります。
私は、お礼が言いたくて言いたくて、ずーっとその青年を見ていたのですが、目を合わせてもらえません。
きっと、恥ずかしいのもあったのかもしれませんね。

同時に、高齢者が乗ってきます。
いつもなら私は席を立ってしまうのですが、そうなると、斜め前に座っている席を譲ってくれた青年の立場がなくなると思い、立つことをやめました。

それでも、私の両隣の青年は立たないんですよね。気づかないふりなのかなんなのか。でもきっと、後から罪悪感が生まれてくることでしょう。

ヘルプマークに気づいてくれて、席を譲っていただけたこと、本当に感謝しております。嬉しかったです。

その電車で気づいたことがありました。

車内アナウンスです。

一応、優先席の案内はしています。

「お年寄りや妊娠されている人、お体の不自由な方には席をお譲りくださるようご協力をお願いします」
でした。

杖を持っていなくても、見た目は超元気そうでも、席を必要としている人ってたくさんいますよね。

「赤地に白のハートが描かれている、ヘルプマークの方も優先席を必要とされています」
というのは、どうだろう。優先席にはヘルプマークの表示もあるのに、車内アナウンスでは外されてしまうことが不思議です。

実は、このことを少し前から思っていました。

私は、オバサンですが、高齢者までには見られないし、抗がん剤の後遺症で足の感覚が全くなくても、見た目では分かりません。どちらかと言えば、超元気なオバサンに見えるでしょう。

乗車する人の声として、申し出てみようかな。
車内アナウンスを少しアレンジすることって、そんなに大変なことではありませんよね?

 

NPO法人ピュアスマイルスタジオ
下澤純子

ページトップへ