がん専門医の押川先生のYouTube動画 〜抗がん剤回数少ない方が長生きする?〜
2022年3月9日
抗がん剤を1回投与すると寿命が10年縮まると、周りに言われていたので興味深く拝見させていただきました。
でも、その話が本当であれば、私はとっくに死んでますね 笑
私の、1回に10年寿命が、ということとは全く違う内容でした。
例えば,
仕事をすることを、ただ稼ぐことが目的で苦しいこともその代償であると思っていれば、心は壊れてしまいます。
抗がん剤も同じです。
抗がん剤をすることが目的になってしまっている。
抗がん剤が人生そのもの。
このことをフォーカジング・イリュージョンと呼ぶようです。
そうなると、「抗がん剤治療はやめて、緩和ケアを受けましょう」と言われてしまった時に、とてもショックを受けます。
なんのために治療をするのか、本来の意味を失ってしまっています。
がんを縮小させるための負担の大きい治療に、もう利用価値がないので、それ以外の治療を継続しましょう。
と、本来は医師が話すべきなのに話せていないことで、がん患者にダメージ与えてしまいます。
自分の受けているがん治療の意味がなかなか理解できない。
主治医にお任せするのがいいと思っている。
自分で考えたくない。
このような人が、主治医に頼っていたことで後悔します。
治療の意味は、がんにより受けている人生の被害を最小限にすることであり、生活が延長できたり取り戻せることが目的です。
必要なのは、早期からの緩和ケア。私も知っていれば受けたかったです。
みなさん、緩和ケアは、最期のものと思い込んでいます。
主治医との仲介と思えば受けやすくなりますよね。
NPO法人ピュアスマイルスタジオも、将来的に患者さま同士、相談し合える場を目指します。
NPO法人ピュアスマイルスタジオ 下澤純子