諦めた夢はありますか?
2021年9月3日
こんにちは。ピュアスマイルスタジオの下澤純子です。
みなさんは、諦めた夢ってありますか?
男性は、結婚することで夢を諦めたりします。でもそれは夢を諦めるわけではなく、守るものができたのだから当然と思う人も多いです。
女性の場合も、結婚、出産により、手放すものがありますよね。
私は21歳で結婚し22歳で出産しています。だからずっと自由だった人と比べると、諦めたものが多いと思います。30年前はまだ、女性が働くことは、当たり前ではありませんでした。
諦めたもののひとつに、『編み物』があります。
高校生の頃から『編み物』が大好きで、毎年セーターを編んでました。
出産し、子どもが2歳ぐらいのときに、ママ友に誘われて、子どもを連れて編み物教室に通うようになります。本格的に学びだしたきっかけです。
引越しがありましたが、通い続けました。
そして、子どもが幼稚園生になり少しだけ自由な時間ができた頃、本格的に専門学校に通うようになります。『編み物』を仕事にしたいと思うようになりました。教える方だったと思います。
業界では有名な先生に直接アポイントを入れて入学した記憶があります。
離婚をきっかけに、『編み物』を諦めることになりました。
『編み物』の先生では食べていくことができないからです。離婚後は、4年間事務職に就きました。
その後に保険業界に入り、23年も経ちます。
仕事人生に関しては、全てが子どものためではなく、自分のためでもあり、貴重な経験をしてきたと思っています。
今では子どもも結婚しました。
今の仕事は継続していきたいので、いきなり編み物の先生になることは考えにくいのですが、将来、趣味として復活できる日を夢みてもいいのかな~と思うようになりました。
編み始めると、私は、周りが見えなくなります。他の仕事も家事もなにもやらなくなるということです。だから封印しています。
引越しの準備をきっかけに、自分の作品を見る機会がありました。30年前の作品になります。サイズも合わないし、流行でもないので、着る機会のないまま30年が過ぎました。自分の作品とはいえ、思い入れがありすぎて捨てられなかったのです。
でも、このブログに写真をおさめて捨てることにします。また作品をつくればいい・・・・。
これね。息子とペアなんです。
2歳ぐらいの時だったので、ワンシーズンしか着てもらえないまま、姪っ子へ渡りました。
この色もデザインも大好きでね。
すごく似合ってたと思います。
これは、夏物のカーディガンです。
サマーヤーンという細目のもので編んでいくので時間がかかりました。
でもよく着ていました。
そう、ピュアスマイルスタジオのスマイルマルシェでも、みなさんの趣味のマルシェがあってもいいかもしれませんよね。
“編み物マルシェ”をつくってみようかな。
500円のご寄付で、みんなでオンラインで話しながら少しずつ作品をつくっていくとか、そんな手軽なものの方がいいかもしれません。
今、思いついたことなので、いろいろノープランですが、マルシェで諦めた夢が実現できるのであれば、こんな嬉しいことはありません。
ピュアスマイルスタジオ
下澤純子