大切な家族が亡くなったとき、どんな保険に加入しているか分かりますか?
2021年6月28日
こんにちは。
ピュアスマイルスタジオの下澤純子です。
考えたくないことですが、万一のときのため、健康なときに加入するのが保険です。
そもそも自分がどんな保険に加入しているのか、分かりますか?
昨日の新聞で興味深い記事がありました。
簡単にまとめてみます
- 認知症の人や亡くなった人が、どの会社の生命保険に加入しているか一括して確認、回答する、「生命保険契約紹介制度」というものを、生命保険協会が7月からスタートする
- 「本人がどんな保険に加入しているのか分からない」という、家族からの相談が年400件もある
- サービスを利用できる人は、亡くなった人の法定相続人など、規定がある
- 照会1回あたり3000円
- 回答内容は、契約の有無のみで、それにより家族は生保会社に連絡を取り、保険金が受け取れるかどうかを確認する必要がある
よく、保険会社の不払いって、話題になりますよね。中には悪質なものもあるようですが、みなさんに考えてもらいたいことがあるのです。
あなたの大切な家族が亡くなったことは、保険会社は知るすべがないのです。
知らなければ保険金を支払うことはできません。
だから、家族で保険の内容を共有しておくって、とても大事。だって、もらうために毎月保険にお金を払ってるのですよね。そんなの面倒?残念ながら納得して加入した保険も、1週間で内容を忘れてしまうというのが現実です。
そこで、オススメの管理方法を書きます。
大したことではありません。
保険に加入すると、「保険証券」というものが届きますよね。それをファイリングしてください。たまに、封も切らずにそのままどこかにしまい込んでいる人がいます。数年経っていると、封を開けて開くのが大変!笑
ビニールがたくさんついているファイルが100円ショップでも売っています。家族分の証券をそこに入れてしまいましょう。自動車保険も火災保険も一緒でかまいません。
それだけで、何かあってしまったときに、“どの保険会社に電話すればいいのか” は、分かります。
また、そのファイルには、1年に一度届く、「契約内容の確認」も入れます。次の年の「契約内容の確認」が届いたら、古いものは捨てます。
それだけです。誰にでもできます。
不払いは、保険会社だけの責任ではありません。
もらうための保険です。保障内容の管理をしておきましょう。
※記事の後半に、知人の名前が!ファイナンシャルプランナーの風呂内亜矢さん。
ピュアスマイルスタジオ
下澤純子