在宅医療の役割
2026年2月11日
こんにちは。
ピアカルテ(ピュアスマイルスタジオ学生会員)の阪田心春です。
2025年12月29日に行われた、第8回奏ミーティングについて紹介します。
今回は、家族の出来事をきっかけに会社員から看護師に転身され、現在は訪問看護ステーションをはじめライフサポート事業を展開されている株式会社LIFELIB代表取締役青木創治郎氏をゲストに迎え、訪問看護の観点から「その人らしく生きる人生」についてお話しいただきました。

青木創治郎氏について
青木氏が訪問看護の道を志すきっかけは、23歳の頃に経験した家族の出来事にありました。
当時、在宅療養を必要とする家族を支える中で、本人だけでなく家族も大きな不安を抱える現実を目の当たりにし、支える家族としても医療や介護について気軽に相談できる相手がいないことが、状況をさらに難しくしていたといいます。
「在宅療養に関わる不安を、少しでも軽くしたい」 この思いが、青木氏が訪問看護に携わる原点となったそうです。
病院と在宅療養の違い
<病院>
- 病院で治す
- 治療対象の患者
- 24時間体制
<在宅療養>
- そのままの家で暮らす
- その人自身、父/母である
- その人の生活リズム
在宅医療の話では、「家ではその人は“患者”ではなく“父”や“家族”として暮らしている」という話が印象的でした。
そこには、その人なりの生活リズムや習慣、やりたいことや好き嫌いがあり、それ自体が尊厳だという考えです。
一方で、在宅では孤独感や、誰にも相談できない不安を抱えやすいという現実もあります。青木氏は、そうした不安へ医療知識を持って寄り添うことが在宅看護の大きな役割だと話しました。
訪問看護の家族支援
「私たちが付いています」
「何かあればすぐに来ます」
実際に駆けつけられる体制があることが、家族にとって大きな支えになるそうです。
「家で看取れてよかった」
決して前向きな出来事ではありませんが、「できることはやれた」と思えることが、その後の人生を生きていく上での支えになる。在宅医療には、そうした家族を支える役割もあるのだと感じました。






