仕事へのストイックさから学んだこと
2021年5月17日
こんにちは。
ピュアスマイルスタジオの下澤です。
私、A型なのですが、そうは見られません。どちらかと言えば、B型に見られることが多いです。性格は、変わっていると言われ、B型の友達が多いです。そして、非常に大雑把なんです。
ところが、仕事に関しては、超超A型なのかもしれません。
3月の初めに体調を壊し、実はちょっとヤバい感じでした。睡眠薬を毎晩飲みましたが、眠れずに苦しい状況が続きました。
だんだん眠れるようになり回復に向かっていたはずなのですが、4月の中頃に、ぶり返しました。めまいと吐き気。つわりの様な状態が続き、この私が、「梅干しごはん」と、「ぱりんこ」(あの塩味のお煎餅ね)しか食べられなくなりました。
ぶっちゃけると、がん治療よりもしんどいことになってしまいました。
さすがに、これではヤバい!ということで、今は、人からのアドバイスをいただきながら、なんとか悪くならないように心がけています。
このことがきっかけになり、自分の仕事へのストイックさを初めて知ることになります。
- 会社員の時代に何度か転職しているのですが、原因は、仕事をしない(仕事ができない)上司とケンカしてしまう
- 在宅仕事でも休憩ナシで12時間以上できてしまう
- それでも家事を完璧にこなす、とくに掃除は毎日している。うちは、いつ誰が訪問してきても「どうぞ」と言える
(化粧していないときを除く) - 夫が夜勤だと、「今日は私も朝まで仕事ができる!」とワクワクしてしまう。気づけば朝になっている
- 今日やると決めたことが終らないと、どうにもこうにも心がざわついてしまう
- 隙間なく仕事の予定を入れることが好き
- 朝から、やるべきことを手帳に書きだし、レ点が入るたびに達成感を感じる
書いていて思いました。これじゃあ、がんにもなるわな。
このような仕事のやり方をしてきた結果、
人から頼られるようになります。頼られることは嫌いではありません。でも、よーく考えてみると、頼られているのではなく、利用されてることに気づきます。シモサワがやるだろう!と、誰も何もしなくなります。特に集客に関してが多かったかな~。
最近まで、自分に『キャパオーバー』というものは、ないと思っていました。
3月に、心療内科の先生にこのように言われました。
えー、あなた、がんの治療が終って、まだ5ヶ月だよね。本当にそれを分かってる人と組んで仕事してる?
ちょっと、頑張りすぎちゃったね。
あなたのやろうとしていることを待っている人がたくさんいるんだから、一つずつ学びながら、他のコミュニティにも参加してみて、これからはベクトルが同じ人とやっていこうよ。
この言葉でやっと、今の自分はポンコツなんだと認識できました。前と変わらず、何日間寝ていなくても大丈夫って思い込んでいたんです。
そこから少しずつ、現状を人に話せるようになり、そこでも気づきもありました。
自分を、大したことない人間って思えたら楽になるよ。
今の私は、もう大したことないのに、やらなきゃいけない環境を自分でつくってしまってたんですよね。
いつも人に、「がんばれ!」「がんばれ!」って言ってるのではなく、自分にも言ってあげなきゃ。
一度も自分にがんばれ!なんて声をかけたことがありませんでした。
病気の私は、健康な頃とはもう違う。そんなダメな自分を受け入れることで、楽になってきました。
それでも時間は流れていきます。
自分でできないのなら、誰かを頼るしかありません。
今までにも、私も誰かに甘えよう、苦手だけど頼ろうとは思ってはいたのですが、根本的なことが分かっていませんでした。
もう、以前のように進むことはできない。それは、がんに罹患したから。その現実を、罹患して2年が経ち、やっと今、受け入れることができました。
それでも葛藤はありますが。
先日、朝は体調が良かったのに、夕方からめまいがグルグル。ごはんがつくれなくなりました。
翌日、朝は体調が良かったので、体調がいいうちに、ごはんをつくってしまおうと思いました。
これが私のいけないところ!やらんでいい!
このことをきっかけに、あっ、こういうところだ。これは、やらなくていいじゃん!ってブツブツ思えるようになりました。
そして、病気の私がマッハで仕事を続けていたら、自分が壊れるのももちろんですが、周りもプレッシャーになりますよね。
今、少しずつ、助けていただける環境になりつつあります。
今回、体調を崩すことで、本当にお勉強させていただきました。
今の私はポンコツであることを、本格的に受け入れます。
今、近くにいてくれている人たちは、ポンコツな私を受け入れてくれている人たちです。
ピュアスマイルスタジオ
下澤純子