がん専門医押川先生のYouTube動画 〜がん治療の誤解〜
2022年3月25日
がんになるまで知らなかったことや、治療に対する誤解は、私にもあります。
3大治療と呼ばれる、【手術、放射線、抗がん剤】はそれぞれ、得意分野と苦手分野があります。
例えば手術は、がんが丸ごと取れるけど、目に見えない散らばったがんには難しいとか。
見た目の問題もありますよね。
だから、3つの治療を組み合わせるのだということが、今になってやっとわかったような気がしています。私は、3つの治療をやっています。
健康な人には分かりにくい、今の治療の誤解といえば、抗がん剤の吐き気かもしれません。
もちろん、吐き気の強い抗がん剤を投与されている人もいらっしゃいますが、私はほとんどありませんでした。吐き気どめの薬が発展しています。
でも、昔から知られている副作用の「脱毛」は、まだまだ改善されていません。
優先される副作用は【緩和ケア】
私が緩和ケアを知ったのは、抗がん剤を投与して5ヶ月目ぐらいの時です。
「暮らしの保健室」というところで知りました。
精神的不安を取り除く場であり、もっと早く知りたかったです。
私は、保険を知っているので、先進医療という名前はよく聞きます。標準治療より上の治療といった思い込みがありましたが、誤解だったようです。
標準治療は、平凡な治療ではなく、国の税金を投入しても良いというぐらい効果が証明されている治療。
先進医療は、その治療が効果のある人を探している最中という「実験治療」が本当の意味かもしれないと押川先生はおっしゃっています。
まとめ
- 3大治療は、それぞれ得意分野不得意分野がある
- 緩和ケアファーストであってほしい
- 治療選択は、その患者のがんを最もよく知っている主治医と患者の希望をすり合わせて決定すべし
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下澤純子