がん専門医押川先生のYouTube動画 〜がん治療、入院不要!?〜
2022年3月18日
入院は、がん摘出手術の時の3日だけだったという話をすると、大抵驚かれます。
保険営業の方は、保険の説明をする時に、入院は短いという話をしていると思いますので、長期入院になると病院が赤字になるということはご存知だと思います。
今日の動画では、
- がん入院の昔と今の違いは?
- 検査入院?治療入院?緊急入院?
- 入院期間を左右するのはどんな条件?
- 診断ついたのに、なぜすぐ入院治療とならないの?
- 入院期間が昔と比べて短くなっているのはなぜ?
- 昔あって今失われた入院治療の良さは?
- 放射線治療は入院できないのか?
- 大腸ポリープ切除術は日帰り手術なのに胃がんの内視鏡手術はなぜ入院?
といった流れてお話されています。
今は、1日当たりの入院費が決められているので、短期入院ほど病院は儲かるわけです。長くなれば報酬が下がり赤字になります。
私としては、入院が短かったので退院翌日から仕事をしてしまいました。今思えば、1ヶ月ぐらいゆっくりしておけばよかったです。入院中にお友達も1人もできませんでした。看護師さんも交代制なので、同じ人に当たることもありませんでした。そこが不安でもありました。
同じ日に入院した人が3人いましたが、別の病室でした。
先生のお話をまとめると、
- 昔と違って、病院外での治療期間が圧倒的に長くなった
- それはコストと必要最小限の医療に納めようという、国の方針による
- 治らなくても生活を保ちながらがん治療を外来で続けるというスタンスは一応治療の進歩と言える
このような昔と今の入院の変化も、健康な人たちのがん知識が昔のままである原因のひとつとなっているのでしょう。
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下澤純子