がん専門医の押川先生のYouTube動画
2021年12月3日
がんになれば、誰でもパニック状態になると思います。そのような時には、交通整理が必要!というお話をシェアします。
なぜ、パニックになってしまうのか。
それは、忙しい日常の中に突然やってくるからです。
初めから、がんに備えている人は少ないはずです。保険に加入するぐらいですかね。
がんになると、今まで漠然と知っていたがん治療の知識など、ほぼ役に立ちません。
がんは個別性が高く、その人のがんの種類により治療法も変わります。その人にとって一番望ましい知慮を選択します。
がんになると、この治療の他に、もう一つ、考えなければならないことが出てきます。
がんになることで、
「がん治療人生をどうするか」
を考える、という課題が生まれてきます。
「自分の仕事、家庭、交友関係にどう影響を与えるか」
ということまで考える必要が出てきます。
がん治療全体像の交通整理ができていないから、さらに困惑してしまうのです。
解決法は、
『書き出すこと』
頭の整理ができます。
そして、
がん治療経験者、サバイバーの方とお話して、
どんな困難が、今後起こり得るかを教えてもらうことが大切です。
今一番気を付けなければいけないことに関しても助言してもらい、その後、また
『書き出す』
その繰り返しが大切であると、押川先生は言っています。