「命」の重さについて
2021年8月20日
こんにちは。ピュアスマイルスタジオの下澤です。
みなさんも、イルカのショーを見て楽しんだことはあると思います。
でもそれは、とんでもないことだったのかもしれません。
子供を連れて行く場所といえば水族館。
デートスポットと言えば水族館ですよね。
毎年、多くのイルカが生け捕りにされていて、選ばれたイルカは、世界の水族館に1頭約500万で売られる???残されたイルカたちは、仲間の見ている前で、もがき苦しみながら殺される・・・・・・。
今まで、ワンコ、ニャンコの殺処分に関しては、本当に心が痛かったけど、私たちを楽しませてくれていたイルカがこんな酷いことになっていたなんて。本当に、もう信じられないです。
だって、イルカって最高の笑顔に見えませんか?
署名ぐらいしか協力できませんが、なんとかしてもらいたいです。
うちのどんぐりの保護団体の人と、最近電話で話す機会がありました。愛護法が変わり、ブリーダーで飼える頭数に制限がかかったとか。一見いいことに見えますが、追い出されるワンコが増えることにもなりました。
なんの寄付にもならないのですが、どんぐりが太って着られなくなった服を、団体にいるワンコに着せてあげることはできないか、聞いてみました。すくすく大きくなったので、2回ぐらいしか着られなかったセーターも捨てられずに持っていました。
譲渡会などに来た人に、それを持ち帰ってもらって、いくらかの寄付をいただく方法もあると言っていただきました。
段ボールに詰めて、少しだけの心づかいと一緒に送りました。
イルカだって、ワンコだって、ニャンコだって、命を持って生まれてきます。それなのに、悲しい思いをするのはオカシイです。
悲しい思いをさせるのは、残念ながら人間です。
最後に、その人間について、矛盾してるな~と感じたことを書きます。
私は、がんになることで、「死」が頭をよぎったことで、初めて「命」と向き合いました。それまでは自分が死ぬなんて考えていなかったし、おそらくみなさんも同じだと思います。
“私は、がんになっても治療しない。それが自分の運命だと受け入れる” とか、“がんになったらもう死ぬからいい”とか、“もう病気になって死にたい”とか、発言する人がいます。
きっと、自分ががんになるなんて思わないから、死ぬなんて思わないからこその発言なのでしょうね。
たぶん、がんになれば生きたいと思うようになります。
私の場合、子どもも巣立ったし、孫も期待できないし、そのために生きたいというものはありませんでしたが、ただ、今のままの生活をずっと続けたいと強く思いました。
ピュアスマイルスタジオ
下澤純子