パパの、がんと仕事・子育て奮闘記5 ~セカンドオピニオン&病院で過ごすクリスマスイブ~

こんにちは。
火曜日担当、ピュアスマイルスタジオの理事の長尾です。

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2013年12月24日 今日はクリスマスイブ!

(NTT東日本関東病院)

娘の綾音が朝38度の熱を出して小学校をお休みとの連絡がありました。母がいてくれて本当に助かります。子供達はうちの母のことをひろちゃんと言ってとてもなついています。田舎料理や混ぜ御飯などは私以上に子供達の好物。綾音を病院に連れて行って貰って、今日綾音は家でひろちゃんの手料理を食べてゆっくりすることにしました。

私は朝食後洗髪してサッパリしたがかなり髪が抜けました。治療で避けられないことなので仕方ありません。

友人で医者の福田六花(りっか)さんと治療とセカンドオピニオンについて電話でアドバイスをしてもらいました。メールで質問したら忙しい中連絡をくれました。六花さんとは、以前フジテレビの純正率音楽の取材で私がカメラマン、六花さんが医者として取材対象者ということきっかけで知り合いました。

二人とも音楽が好きで意気投合しバンドも組みました。六花さんがギター&ボーカル、私がキーボードで、他の仲間のメンバーを加えて結成されたセンセイションズという名前のバンドです。先生が多いバンドなのでこのネーミングになりました。品川区立鈴ヶ森中の体育館で行われた吹奏楽部コンサートの余興(表向きはスペシャルゲスト)としてデビューしたバンドです。

六花さんは一時期大塚にあった「がん研究所」に勤務していました。六花さんはスポーツも好きでがん研の先生たちとマラソン、トライアスロンなどいろいろチャレンジして、私達バンドのメンバーもしっかりその影響をうけました。私もがんになる前に何度もがん研に伺い、がん研の先生たちと仲良くなりがん研のユニフォームを作ってマラソン大会に出場したこともあります。そんな不思議な縁から、セカンドオピニオンはうちから近いがん研有明病院となりました。

「セカンドオピニオンを検討することは、主治医の先生に失礼に当たるのでは?」と気にすることがあるかもしれません。しかし複数の先生の目で診断してもらって最善の治療を考えるというのは全く問題なく、むしろ積極的に活用して良いことです。セカンドオピニオンは自由診療となり保険適用外となるのでその点は考慮しておいた方が良いです。主治医の先生に紹介してもらい、レントゲンなど検査したデータはお借りしてセカンドオピニオンの先生に診てもらうことは、相互の先生の意見を納得した上で治療することが出来てより良い結果を生みます。 内緒で行ってもう一度レントゲンやMRIなどの検査を繰り返すなどということは、身体の負担だけでなくお金もかかりますので共用できるものは利用した方が良いと思います。レントゲンやMRIは身体に問題ない範囲ではありますが、やはり被爆であるため身体に負担がかかります。

六花さんとセカンドオピニオンについての相談の電話を切った10分後に六花さんの結婚報告がFacebookに書かれていました。前から結婚すると聞いていたけれど、ついさっき電話で話していたのに水臭いと思いつつすぐにお祝いの電話をしました。がん闘病中で悩み相談の電話の中で、結婚報告をすることをためらったと思われます。六花さんのやさしい心遣いが感じられました。病気になるとそういう心遣いはより響くものです。

夕方には綾音の体調は戻りました。子供達にとって楽しみにしているクリスマスイブ。ひろちゃんはいてくれても親のいないクリスマスイブは可哀想なので、急遽夕飯を一緒に病院で過ごすことにしました。母の手料理と大量の混ぜ御飯のおにぎり、イオンで買ってきたチキン料理やケーキと、病院食などをみんなで食べてささやかなパーティーでした。 19時半に来て20時の面会時間に合わせようと急いで食べましたが、他の面会の方も20時半くらいまでいました。今日は病院も大目に見てくれたようです。 去年のクリスマスでは二人ともサンタに手紙を書いてくれました。パパサンタは去年バレたけど知らないふりをしてくれました。今年はひろちゃんと相談の上、「サンタさんは今年は忙しく、プレゼントを買いに行く暇がないので現金を預かってきた」と言ってポチ袋を渡しました。 サーティワンのアイスのケーキを子供達が欲しがったので買ってきてもらいましたが、カチカチで少ししか食べられずお持ち帰りになりました。これもうちらしい。ささやかな幸せを感じるイブでした(^^)

福田六花さんHP

福田六花さん、現在の職場

 

著:長尾聖生
ピュアスマイルスタジオ理事

私は21歳と19歳の大学生の子供をもつ、がん経験者のシングルパパです。私は東京都の公立中学校で非常勤講師として音楽の教師を30年以上続けて、TV番組や音楽関係の撮影・編集の仕事も同じく続けています。

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