パパの、がんと仕事・子育て奮闘記12 ~手術当日&その後の治療変更~

こんにちは。火曜日担当、ピュアスマイルスタジオ理事の長尾です。

前回までのお話はこちらから

2014年1月9日 NTT東日本 関東病院

今日は8時40分から喉の手術。手術中は血流が悪くなっていけないので手術前に部屋で締め付けの強い靴下を履く。エコノミー症候群予防である。足が大きな私にはLでも小さかった。

8時40分少し前にICUに行き手術台に乗ったら部屋にビートルズの曲が流れていた。そういえば前日に手術中に流したい音楽が選べて、それに答えたことを思い出した。

私は常々笑いは大切と思っている。前日若い女性看護師さんにリクエスト曲を聞かれたとき「元気になるためにはラジオ体操の曲かな」と言ったら看護師さんが「リストにありました」と言ってビックリ。知人の幅しげみさんの生演奏だったら迷わず選ぶところでしたが、先生が手術中ラジオ体操の曲にのって必要ないところまで盛大に切り取っても何だからとビートルズにした。

点滴の全身麻酔はすぐに効くとは聞いていたが点滴開始30秒くらいで意識がなくなり、起きたら手術は無事終わっていた。

11時過ぎに母が来てくれた。無事に手術が終わったので安心していた。唾液を飲み込んだり、飲み物を飲み込むのも数日間は痛いらしい。

お昼は重湯と澄まし汁の具なし、牛乳、ジュースだった。

夜寝る時に看護師さんから痛み止めの薬を渡され、何やら人差し指に機械を付けられる。テレメトリー式心電送信機と書いてある。手でも握ってくれた方が治りは早いのにと思ったが言わなかった(-_^)

無事手術は成功しました。皆さんお休みなさい。

以上が当日の様子です。

私は、喉の扁桃腺の部分の腫瘍除去手術なので、数日間は喉に当たったりするような固いものや、味の濃い刺激のある食事ではなく流動食でした。飲み込むの時に傷口に当たらないように体を傾けて食事をしていました。そのうち食事の量も増えていきましたが、健康で食欲はあるので、数日間はおなかが減っていたように思います。

病院では毎日決まった時間に主治医の先生の回診があります。その折、先生と経過や今後のことを話しました。

この時点の私の治療計画は、喉の主たる腫瘍の部分(扁桃腺に出来たもの)の除去手術をし、数週間して傷口が収まって食事が取れるようになってから、首のリンパのあたりを念のために切除する手術を行うことになっていました。一度に両方の手術をすると身体に負担がかかることと、2週間程度は食事が取れなくなってチューブから栄養を直接胃に送る(胃ろう)必要が出てくるので胃ろうを避けて、2回に分けて手術することになっていました。

経過も良くリンパの部分の腫れもすでにないので、先生との話し合いの上で首の部分は手術をやめて抗がん剤と、放射線治療で対応することにしました。

理由は以下の2つです。
・手術は、首に手術痕がどうしても大きく残る

・セカンドオピニオンのがん研の先生に切除しないで治ると言われていた

前回のブログで治療は

1,抗がん剤+放射線治療

2,小さく患部切除+放射線治療

のどちらにするかということで、私は扁桃腺と、首のところの治療を両方とも2でやることとしていましたが、扁桃腺部分は2,首のところは1にすることとしました。

首筋に傷が大きくある場合には、授業の時やカメラマンとして取材などの際に相手に余計な気を使わせないように襟の高い服を着て傷口を隠すなどの必要があります。

首の治療に関しては上記の1の方法で、前回の8割程度の抗がん剤投与をし、放射線治療で根絶する方法をすることとしました。

今回のように、治療計画を先生と話し合いの上、経過を見ながら途中で変更するというのはあります。
自分の身体を自分の判断で直すためには重要なことです。治療に際しては、その都度同意書にサインをし、納得した上で治療を進めていきました。

この後、順調に治療は進みましたが放射線治療の担当医と話し合う時、治療変更が出ました。それについては次回以降にお知らせします。

著:長尾聖生
ピュアスマイルスタジオ理事

私は21歳と19歳の大学生の子供をもつ、がん経験者のシングルパパです。私は東京都の公立中学校で非常勤講師として音楽の教師を30年以上続けて、TV番組や音楽関係の撮影・編集の仕事も同じく続けています。

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