がん治療後初の定期検診は、がん告知の時よりも嫌でした

2021年6月9日

こんにちは。ピュアスマイルスタジオの下澤です。

早いもので、がん治療が終り半年が経ちました。半年ごとに定期検診があります。数年後からは1年ごとの健診になるのですかね。ちなみにその検査の終了、つまり完治まで、乳がんの場合は10年かかるらしいです。長い・・。
ということで、初の定期検診を経験しました。

実は、4月の末で半年だったんです。あえて、一部の人にしか報告していませんでした。
だって、すごく怖かったんです。

再発していたらどうなるんだろう・・・

その頃、体調もよくなかったんですよね。

4月末に、2日かけて検査があり、ゴールデンウイーク明けに結果を聞きにいきました。
今度は肝臓に何かがあると。
再検査になってしまいました。

やはり、どよーんとしますよね。

5月8日に再検査MRIの予約を入れて帰りました。
その結果は、「おそらく大丈夫だけど、一応大学病院でもう一度検査を」というものでした。

さらに、どよーんとしてしまいます。

そこで問題が出てきました。私、造影剤のアレルギーがあります。造影剤を使わないとできない検査だったようです。

「それでは、このまま検査は終わりにして、経過観察にしましょう」と。

なんともモヤモヤする終わり方でした。

あの、それは、喜んでいいのでしょうか。私、ものすごくモヤモヤしてるんですが・・・。

「喜んでいいんです。異常があるから再々検査しましょうというのではなく、大丈夫の上で念のための検査ですから」と言ってもらえて、やっとやっとすっきりしました。

「しびれ」の薬と、保湿剤を処方してもらいました。

今回、初めて気づいたこと。
がんの人は、治療が終っても、定期的にこの緊張感がある。サバイバーのメンタルは相当強いと思いました。
定期検診の結果は、最初のがん告知のときよりも嫌でした。これも学びの一つかな。

そして、がんの先輩方に言われたこと。
定期的に、全身の検査を保険証でやってもらえると思えばいいのよ。

なるほど 笑

私も後輩がん患者たちに、このようなバトンを繋いでいきます。

 

ピュア・スマイル・スタジオ
下澤純子

ページトップへ