がん専門医の押川先生のYoutube動画 ~抗がん剤の賛否はなぜ極端に分かれているのか~

このテーマは、私が抗がん剤治療をしているときの一番の悩みでした。
動画見て、すっきりしました。

自分で納得して治療法を決めているのに。
その上で抗がん剤治療をしているのに。

「抗がん剤はやめて!1回やるごとに10年寿命が縮まるんだって!」とかね。
本当にそうだとしたら、私は年齢的にもとっくに死んでます。

どこ情報?と聞けば、「誰かがそう言ってたような気がする・・・・」とか、「ネットに書いてあったよ・・・」とか。

抗がん剤以外の代替え治療のお誘いも数えきれないほどありました。

私が、医者に、ネットは見ないでね!と言われていたのは、抗がん剤のイメージが悪いためにデマが出来上がり、ネットで拡散されるからであること、改めて知ることになりました。

一番怖いと感じたのは(というか、正直傷つきました)、保険会社の研修でのことです。某保険会社から、穴埋めのプリントが配られました。

「抗がん剤は効かないということが確認されています」という説明とともに、穴埋めの部分に「効かない」と書かされたのです。その保険会社に講演に来た医者の言葉らしく、その医者の著書まで渡されました。

そのとき私は、まさに抗がん剤治療中で髪の毛もなく、副作用全開のときに、えっちらおっちら研修会場に足を運んでいました。「抗がん剤は効かないということが確認されています」という説明をした保険営業は、私が抗がん剤治療をしていることを知っていました。配慮が足りないよね。

それより、そこからまた拡散されていくわけですよね?

抗がん剤治療で病院が儲かるのは、効く薬(抗がん剤)がどんどん生まれてきてるから。患者のためになっているから。という言葉に納得し、スカッとしました。