がん専門医の押川先生のYouTube動画 ~再発したら抗がん剤は絶対しない~
がん経験者にとって、一番怖いものは『再発』であり、私自身「再発したら抗がん剤治療は絶対しない!」といつも叫んでいます。
やはり、脱毛イメージが強いと思うのですが、それより何より、抗がん剤治療は辛いです。未だに「しびれ」も治らないし。あの倦怠感を経験したのも初めてでした。階段での動悸もしつこかったです。
この動画では、乳がんの事例をお話されていました。私も、手術前に抗がん剤、手術後も抗がん剤でした。とにかく長い。
でも、忘れていたことがありました。なぜ、手術前にも手術後にも抗がん剤治療をしていたのか。それは、『再発』を予防するためでした。この治療をすることで、『再発』した場合、死亡率が3割も下げることができるそうです。だから、キツいのも当然だったわけですね。
キツい、大丈夫は、人により感じ方も違うと思うのですが、私の中で「あー、こんなものなんだ」と思ったことも何度かありました。昔ながらの「ゲーゲー」のイメージもありましたからね。それでもあとからジワジワきました。仕事中の笑顔の後に、駅の階段で動悸に襲われホームのベンチで動けなくなっていました。足に何かついてる?ぐらい、歩くことが重かったです。
私の副作用は、やはりキツかったということも改めて分かりました。
『再発』を防ぐための抗がん剤だからキツかったわけで、『再発』したら、生活を守るための抗がん剤になるということ。だから前よりもキツくないということですかね。
それでも『再発」は怖いです。