がん専門医の押川先生のYoutube動画 ~ステージ4でもずっと元気な人がいるのはなぜ?~
がんになると、まず周りに言われるのが「ステージいくつなの???」なんですよね。
ステージ1は、がんが粘膜にとどまっている場合を言います。ステージ4は、原発巣から遠くに飛び火した場合、つまり遠隔転移がある場合を言います。
乳がんである私の場合、手術後までステージは言われなかったかな。大きさではステージ2。転移により変わるという説明がありました。
動画でもはっきりおっしゃっていましたが、
ステージ4と、末期がんは違います。
ステージ4は、完治することが難しい状態ではあるけれど、命に別状ない場合も多くあります。甲状腺がんや前立腺がんの場合、ステージ4でも5年生存率が7割を超えるそうです。
このことを一般の人は分かっていません。私もがんになるまで全く分かっていませんでした。
がんという、一括りのイメージで考えてしまうんですよね。それは、私も何度かブログで書いていますが、偏向がんドラマで印象付けられてしまっています。
主役が、がんになり苦しみ最終回で亡くなってしまうことでエンド、ってドラマね。
でも、最近では(と言ってももう1年以上経つかな)ちゃんとしたドラマも出てきています。
『アライブ・がん専門医のカルテ』というドラマ、見ていましたか?私ががんになった直後のドラマでしたので、真剣に見ていました。主に抗がん剤治療が出てきます。
このように、がんの偏見を崩すドラマが出てきたのですが、それでもやはり、一般的な日本のがんの大人教育というのは、変なドラマ、小説でなされているようです。
ステージ4でも生き延びる人は多いです。私の知人の中にも4人いますが、みなさん普通に元気です。
がんに関しては、余命そのものがないのが普通? がんを縮小させる治療がなくなって余命宣告をしても3割しか当たらないそうです。今から治療を始める場合、余命そのものを当てる研究がありません。
私の発信ではどうにもなりませんが、がんに対する様々な偏見をなくしていきたいです。だって、いつ誰が罹患しても不思議ではない病気です。がんになることに理由がありません。
ピュアスマイルスタジオ
下澤純子