がん専門医の押川先生のYouTube動画 ~がん治療で病院格差2倍!そのカラクリ~
2021年8月31日、「がん治療の生存率は、病院格差により2倍ある!」といった報道があったようです。
がん治療の成績が色々な要因で上下する
- 新薬を早く使える病院は、保険適応前の治療、臨床試験で新薬を使える
- 新薬臨床試験の参加登録患者さんは、元気な人を募集している
- 大規模な病院にたどり着けるような好条件の人に絞り込まれている可能性がある
- 結果として好成績に繋がっているのかもしれない
なるほど。
遠くて通うことが難しい場合など、生活環境がわけですから、弱っている人には難しいです。
70歳以下という縛りのあるものもあるようです。
がん薬物療法は、経験度が確かに影響するが
- 抗がん剤の臨床試験にたくさん参加している病院医師の方が経験度が高いのは事実
- 慣れていないと、腰が引けてしまい抗がん剤の効果を十分発揮させることができないことはあり得る
- がん治療は、治すことより生活を保つことを優先する場合も多いので、大きな病院が良いかは、一概に言えない
ピュアスマイルスタジオ
下澤純子