私がヘルプマークを持つ一番の理由は、自分自身が誰かに席を譲らないようにするため

2021年5月31日

こんにちは。
ピュアスマイルスタジオの下澤です。
私は、出かけるときにはヘルプマークをつけています。

こんな感じ。

ひまわりが生前につけていた首輪にヘルプマークを繋いでいます。

ちなみにこの子が、ひまわりちゃんです。

ヘルプマークを持つことに関しては、最初、かなり抵抗があり、抵抗があるということ自体が、必要としている人たちへの偏見と気づきました。それでも抵抗があったのは、私は大丈夫という、変な思い込みがあったからです。

バズや電車で揺れたときに立っていることが辛いことがあります(抗がん剤副作用のしびれがまだかなり残ってしまってます)人の多い駅の構内で、急いでいる人がぶつかってくることが、まだ怖いです。パッとよけられません。余計にイライラさせてしまいます(これは、道を歩いていても同じでした)

そして、私がヘルプマークを必要としている一番の理由は、自分自身が誰かに席を譲らないようにするためなんです。私自身の問題でもあり、『いいからお前は座ってろ!』って自分に言い聞かせるためです。

座ることが必要そうな人が乗ってくると、自分が辛いのに、席を立ってしまいます。座っていることが、なんかイヤなんです。
抗がん剤治療中のときにも、これをやってしまいました。バカですよね。
他人から見ると、がんの人とそうでない人の違いは明確ではありません。

辛いときに辛い!って言えないのが辛かった!(自分自身の問題でもあるのですが)
席を立ち、周りを見ると、若者が座ってゲームとかしてるではないですか。

このようなことから、割り切ってもうしばらくヘルプマークを使わせていただこうと思ったのです。

先日、副都心線での出来事。
ギューギューではないけど、席が空いていません。
優先席にも若者が座っています。
スマホに夢中でヘルプマークに気づいてもらえないのか、ヘルプマーク自体を知らないのか分かりませんが、どなたも私のバックに気づいてくれません。

そのうち、3人掛けの真ん中の席が空いたので、座ろうとしたところ、キツい! 笑
そして、左の青年から大きなため息・・・・あなたも、かなり太めだと思うよ(心の声)

結局私が席を立ち、ドアのところに立ちました。その青年、罪悪感からか全く私を見ませんでした。優先席ですよ。ヘルプマークの私が席を立ち、若者が座り続けていました。

ヘルプマークの悪用は許せないけど、微力ながら発信での啓発はしていこうと思いました。

それでも、少しずつ、筋力をつけるように頑張っています。
昨日は、IKEAに行き、かなり長い時間、ウォーキングをしてきました。2枚399円のまな板?499円のフライパン?無駄遣いもしましたが、ワクワクしながら嫌いなウォーキングを楽しみました。

がんの人に限らず、譲り合う世の中になってほしいものです。

 

ピュアスマイルスタジオ
下澤純子

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